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設計

神・仏具には長い歴史があり、時代によって様式が異なります。
例えば格狭間ひとつをとっても、和様、唐様、、、などと様々です。
各々の時代様式に則ったものであること、そして設置する空間に合わせてバランスを考えた木割りで設計を行っています。

木地

同じ種類の木をとっても、節や木目の出方、硬さなど、それぞれに癖があります。
それらの中から良い原木を選びぬき、3~5年乾燥させます。
こうして乾燥させた材の中から、各々の製品に適した部材を選択し、木取りしていきます。
また、木地の製作過程では、見えない部分にもホゾ組みや車知留(しゃちどめ)などの加工をしています。
なかでも車知留は、木と木をつなぐのに接着剤等を用いずに、框・蓮弁などを製作し止め先をつけるという、古来の社寺建築でも使われていた伝来の方法です。

塗り

日本を象徴する工芸とまで云われる漆塗りは、始めから終りまでに30以上の長い工程を要します。
まず地付け、きり粉付け、さび付け等の下地塗りを重ねていきます。それから中塗り、研ぎかけ、上塗りとなり、さらにムロに入れて仕上げます。
仕上げ方も、艶消し・呂色・梨地とさまざまです。

​柴田木工のこだわり

扁額 木地作成 筥崎宮​

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